こんな疑問や悩みを解決します。
この記事でわかること
・バイ・パンセクシュアルが感じる誤解や葛藤
・恋愛対象が広いゆえのあるあるエピソード
・恋愛で気をつけていることやパートナーとの向き合い方
「どっちが本命なの?」「浮気しそうって思われる…」そんな誤解に悩む人のリアルな恋愛あるあるをお届けします。
バイ・パンセクシュアルにありがちな恋愛の悩み

バイ・パンセクシュアルは「恋愛対象が広い」という特徴から、周囲に誤解されやすい立場にあります。
異性も同性も恋愛対象になることを説明すると、「どっちでもいいなんてずるい」「結局は遊びなのでは?」といった偏った見方をされることも少なくありません。
本人にとっては真剣な恋愛であっても、軽く扱われてしまう場面が多く、理解されない苦しさを感じやすいのが現実です。
こうした誤解や決めつけに疲れてしまって、「恋愛の話をすること自体がしんどい」と感じる人も少なくありません。
いきなり恋人を探したいわけじゃなくても、同じ立場の人の考え方や体験を知るだけで、「自分だけじゃない」と少し気持ちが軽くなることもあります。
実際、バイ・パンセクシュアルやパンセクシュアルの人の中には、日常では話せない悩みを、匿名でやり取りできる場所を選ぶ人もいます。
「どっちでもいけるってずるい」?誤解されやすい苦しさ

バイ・パンセクシュアルに対してよく向けられるのが、「どっちでもいけるなら得している」「選択肢が多くてずるい」という言葉です。
しかし実際には、恋愛対象が広いことが楽に働くとは限りません。
むしろ、どちらのコミュニティからも完全には理解されず、孤立感を抱えることもあります。
自分の気持ちを正しく説明しようとするほど、偏見や冗談として受け取られてしまうこともあり、真剣な恋愛ほど傷つきやすくなるのです。
恋愛対象の性別にこだわらないことのメリット・デメリット

性別にこだわらず人を好きになれることは、価値観や相性を重視した恋愛ができるという大きなメリットがあります。
一方で、相手にとっては理解しづらく、不安を与えてしまう場合もあります。
「将来、別の性別の人を好きになるのでは」と心配されることもあり、説明や配慮を求められる場面が増えがちです。
自由さと同時に、丁寧なコミュニケーションが必要になる点が、バイ・パンセクシュアルならではの難しさと言えるでしょう。
恋愛トークで困る「同性愛者なの?異性愛者なの?」問題

バイ・パンセクシュアルは恋愛の話題になると、無意識のうちに立場を説明する役割を求められがちです。
「結局どっちが好きなの?」という質問は、悪気がなくても本人を疲れさせてしまうことがあります。
恋愛トークのたびに自分のセクシュアリティを分類され、どちらかに当てはめられる感覚は、大きなストレスになることも。
この章では、日常会話の中で感じやすいモヤモヤを取り上げます。
「本当はどっちが好きなの?」と聞かれるもやもや

「今は同性が好きなの?異性が好きなの?」という質問は、バイ・パンセクシュアルにとって答えにくいものです。
恋愛感情は流動的で、その時々の相手によって変わるにもかかわらず、固定された答えを求められることに違和感を覚える人も多いでしょう。
説明するたびに「わかってもらえないかもしれない」という不安がつきまとい、恋愛の話そのものを避けてしまう原因になることもあります。
相手に不安を与えてしまう?浮気の誤解あるある

バイ・パンセクシュアルは「浮気しやすそう」「満足できなさそう」と誤解されることが少なくありません。
しかし、恋愛対象が広いことと誠実さは全く別の問題です。
それでも、相手の不安を感じ取ってしまい、必要以上に行動を制限したり説明を重ねたりする人もいます。
こうした誤解が積み重なると、対等な関係を築くこと自体が難しく感じてしまうことがあります。
バイ・パンセクシュアルならではの恋愛あるある

バイ・パンセクシュアルの恋愛には、悩みだけでなく独自の価値観や大切にしているポイントもあります。
性別よりも人そのものを見る姿勢は、深い信頼関係につながることも多い一方で、周囲に理解されにくい場面もあるのが現実です。
ここでは、バイ・パンセクシュアルならではの恋愛観や、実際に意識している向き合い方について紹介します。
相手の性別よりも“人柄”で恋に落ちる瞬間

バイ・パンセクシュアルの多くは、相手の性別よりも価値観や人柄、安心感に惹かれて恋に落ちます。
そのため、好きになった理由を説明しようとしても、「男だから」「女だから」という単純な言葉では表現できないことが多いです。
この感覚を理解してもらえないと、自分の恋愛が否定されたように感じてしまうこともありますが、同時にとても誠実で深い愛情の形でもあります。
同性愛でも異性愛でも、付き合う上で気を付けていること

バイ・パンセクシュアルが恋愛で特に大切にしているのは、信頼と安心感です。
相手に余計な不安を与えないよう、自分の気持ちを言葉にする努力をしたり、境界線をはっきりさせたりする人も多いでしょう。
恋愛対象が誰であっても、誠実でいることは変わりません。
だからこそ、理解し合える相手と出会えたときの安心感は、とても大きなものになります。
「どっちでも」じゃなくて、「この人が好き」なだけ

バイ・パンセクシュアルの恋愛は、特別でも曖昧でもなく、ただ一人の人を好きになるという点では誰の恋とも変わりません。
けれど周囲の視線や言葉によって、必要以上に説明を求められたり、不安を背負わされたりする場面が多いのも事実です。
「どっちが好きか」よりも、「この人と一緒にいて安心できるか」。
そう思える相手と出会うまでに、誰にも言えない不安や迷いを1人で抱え込んでしまう人もいます。
恋愛を急がなくても、まずは同じ価値観や経験を持つ人と、無理のない距離感で話せる場所があるだけで救われることもあります。
その視点が少し広がるだけで、恋愛はもっと静かで、誠実なものとして受け取られるはずです。
理解されにくさの中で、それでも人を好きになる感情を大切にしている―― それが、バイ・パンセクシュアルの恋愛なのかもしれません。
